FIELD NOTES FOR SYSTEM MAINTAINERS

保守運用ノート

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サーバー移行チェックリスト

一度に全部やろうとしなくて大丈夫です。まずは棚卸し表の1枚から。上から順に、埋まったものにチェックを付けていってください。

まず今日やること(棚卸し)

  • 対象サーバーのOS・バージョンを確認して表に書いた
  • 動いているミドルウェア(Web・DB・言語)を書き出した
  • 公開しているサイト/アプリと、そのURLを書いた
  • cronなどの定期ジョブを crontab -l 等で洗い出した
  • 外部との接続(連携・メール・決済)を書き出した
  • SSL証明書・DNSの向き先・アカウントを確認した

移行の準備・実行

  • 新環境に、まずは同じ(近い)バージョンで同じ構成を用意した
  • 設定ファイルを移し、接続先・パスを新環境に合わせて直した
  • 定期ジョブ・常駐プロセスも新環境に登録した
  • 移行前にバックアップを取った
  • データベースを移し、件数を新旧で突き合わせた
  • ファイルを rsync で移し、容量を新旧で見比べた

切り替えと後片付け

  • 向き先を変える前に、新環境で主要機能を一通り確認した
  • DNSのTTLを短くしてから切り替えた
  • 切り替え後、エラーログとアクセスをしばらく見守った
  • 旧環境をすぐ消さず、戻せる形でしばらく残した
  • 移行の内容を変更管理台帳に1行残した

全部に○が付かなくても大丈夫です。まずは棚卸しの6項目だけ埋めれば、移行はもう「よく分からない怖いもの」ではなくなります。あとは、用意して・移して・確かめる——順番にたどれば、いつでも引き返せます。

塩漬けサーバーを前に足がすくむのは、あなたが臆病だからではありません。中身が見えないものを、止めずに移すのが怖いのは当然のことです。だからこそ、まず1枚の棚卸し表で中身を見えるようにする。見えてしまえば、移行は淡々とした段取り作業に変わります。今日はその1枚から。急がなくて大丈夫です。

この内容は記事「サーバー移行チェックリスト|塩漬けサーバーを一人で安全に移す」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ